学校の先生をしてみたい人!まず教員免許をとろう!

①題名

はじめに

教員になりたい人は年々減っていますが、少なからず興味のある人・やってみたい人はいます。

でも

女性

私の大学じゃ、無理
頭悪いから、採用試験なんか受からないよ…
今更、教員免許なんかとれないよ

などと考えて 諦めている人、いませんか。

私はそうでした。教員採用試験に落ち、一度は教員になることを諦め、一般企業で働こうと就職活動をしていました。しかし1本の電話から臨時採用教員という教員の存在を知り、そこから長い年月を経て正規教員にまでなることができました。

・教員になるには何が必要?

・臨時採用教員って何?

・正規教員になってからの生活  などなど

経験して分かったこと…良い面や悪い面などを伝えていけたらと思います。

教員という職業に興味のある方、興味はあるけど先生のなり方が分からない方、自分は教員に向いているかどう分からないと迷っている方、

一度教員を経験してみたい人!

そういう皆様に、ぜひ読んでもらいたいブログです。

教員になるには

教員の仕事に就くために必要なもの

教員になるためには、教員免許状が必要です。教員になる気がなくても、自分の大学や短期大学に教職課程があるのなら、ぜひ取得してください。教員免許状は、1つの資格であり、採用試験を受けなくても、いつでも教員になるチャンスがあるからです。一時あった免許更新制度も廃止になり、免許状があるだけで、職業の選択肢が1つ増えましたね。

また入学した大学では、自分が希望する免許状がとれないとしてもあきらめず、まずその大学で取得できる免許状を取っておきましょう。教員免許状は、1つあれば、自分が考えてもいなかった学校から誘いがくる可能性があるからです。(そのからくりは次回)

教員免許の正式名称は「教育職員免許状」といいます。「免許証」ではなく「免許状」なので、運転免許みたいなカードではなく、A4もしくはB5くらいの大きさの紙です。運転免許証と違って、持ち歩いている必要はありませんが、大切に保管をしておく必要はあります。

教員免許状の種類を知ろう

教員免許状には、普通免許状、特別免許状、臨時免許状があります。簡単に説明すると

普通免許状は、大学や短期大学で教職として単位を取得し、卒業したら与えられる免許状
特別免許状は、教員免許が無い人で、専門性の知識に優れている人などに特別に与えられる免許状
臨時免許状は、すでに教員免許のあるものが与えられる免許状

です。なので、教員を目指す人は、普通免許状を取得する必要があります。


普通免許状の種類

普通免許状は「一種免許状」と「二種免許状」、「専修免許状」と3種類に分けられます。

・4年制大学で教職をとると、一種免許状が取得できます

一種免許状は、所定の単位を修得し、四年制大学を卒業した学士の学位を有した者が取得できる免許状です。幼稚園から高等学校までの教員免許状を取得することができます

・短期大学で教職をとると、二種免許状が取得できます

二種免許状とは、短期大学で所定の単位を修得し、卒業した準学士の学位を有する者が取得できる免許状です。短期大学は学校に2年しか通わないので、大学で行う教職の単位の約半分しか取得できません。そのため免許状は二種になり、高等学校の免許を取得することはできません。

・大学院で必要な単位を修得し、修了すると専修免許状が取得できます

大学院では、一種免許状をもとに必要な単位を修得します。専修免許状は採用試験に有利ともいわれている時代もありましたが、実力主義の今では「取っておいて損はない」といったレベルです。例えば、初任給は最終学歴によって変わるので、大学院を修了した専修免許取得者のほうが、大卒の一種免許取得者よりも少しだけ高くなることです。(教員の中には「大学院を出ているんだ!」と自慢したい人がたまにいます😅)

教員免許状を取得する方法

免許状の種類を知った次は…いよいよ教員免許状を取得に向けて取り組んでみましょう。

上記でも少し述べましたが、教員免許を取り方には3つの方法があります。

・教職課程のある4年制大学に入学し、教職をとる

・教職課程のある短期大学に入学し、教職をとる

大学や短期大学は教職を取るほかに、卒業が必要になります。

・通信教育で取得する 

通信教育では、通信教育課程のある大学に2年または3年に編入し、教職に必要な単位を取っていきます。単位を全部取得すると、免許状を自分の都道府県に申請し、交付を受けます。

通信で入学した大学は、卒業しなくても免許状を取ることができます。

しかし通信教育で一種の免許状を取るには、卒業が必要です。卒業となると、時間も費用もかかります。一種でも二種でも教員としての免許状としての価値は同じなので、まずは二種をとることをお勧めします。

上記でも述べましたが、免許状の種類の違いが出てくるのは、採用された後の給料の差や、管理職になるときの条件にあるくらいで、教員として働くならば二種免許状でも問題ありません。また免許状は、採用試験にも影響はありません。(今はあくまでも教員としてしての人格が優先されます。)

それでも一種の免許状が欲しいと思う方…

教員の経験を積むと、教育委員会経由で、働きながら一種を取得することができる受講案内がくるので、その制度を利用して、一種を取得する教員も多いです。

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今では、色々な大学や短期大学で免許状を取得することができるようになりました。どのようなところがあるのか下参考にされてください。

<参考:免許が取れる大学>

・教員免許状を取得可能な大学等:文部科学省


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まとめ

免許状取得

●教員になるには教員免許状が必要

●普通免許状の取り方は、大学・短期大学・通信教育がある

●教員免許が無い人は、通信教育でまず二種免許状を取得しよう

成績の評価が良くても悪くても、単位が取れれば、免許状は取得できます。大学の成績などは採用試験に響きません。だから安心して、先生をしてみたい人は、免許状をとることだけを考えてくださいね。

教員免許状が取得または取得見込みになると、いよいよ採用試験を受ける資格が与えられるのです。


指さす女性

「自分が希望する免許でなくても、とにかく取得しよう」

(教員への道 第一段階クリア‼)





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