臨時採用教員とは?なり方と手続きの方法

③題名

先生の種類を知ろう!

教えてる先生""

公立の学校には、大まかに 

採用試験に受かった正規教員

正規採用ではないけど、正規教員と 同じように働く常勤講師

時間で働く時間講師

教員を定年退職してから非常勤として働く 再任用教員

などがいます。

正規採用教員以外は、皆、臨時採用ですが、一般的に常勤講師を臨時採用教員と言っています。



臨時採用教員になるには

絶対に必要なもの

まず臨時採用教員になる前に、必ず必要なものがあります。それは教員免許です。(教員免許のとり方はテーマ①「学校の先生をやってみたい人!まず教員免許をとろう」 で詳しく説明していますので、ご覧ください。)

 採用試験に受かれば、問題なく正規採用教員として、教員の道は開けますが、残念ながら受からなくても、教員として働くことができるのです。それは臨時採用教員になることです。

しかも臨時採用教員は、

教員免許さえあれば、採用試験を受けなくても、臨時教員として働くことができるのです。👍


しかも…免許さえあれば、自分の取得した免許状をもとに、違う校種の教員になることだってできるのです!😲


臨時採用教員として採用されるまでの流れ

臨時採用教員として働くまでの流れは下の図のとおりです。

採用のされるまでの流れ



1.一種または二種の免許を取得する。

2.採用試験を受ける→不合格
      受けない

3.各都道府県の教育委員会に臨時採用教員として登録をする。

4.空きがあると、教育委員会または学校長から直接電話がかかってくる。

5.面接をして採用

面接は、学校に行って直接学校長と面接をする場合と、教育委員会で面接をしてから学校に行き、学校長と面接をする場合があります。

面接で落とされることは、ほぼありません。面接を行う人によって、そのときに即採用になることもあれば、数日時間をおいてから採用の連絡がくることもあります。

採用が決まると、採用形態(欠員補充・産休、育休代替など)や学校概要などの冊子を渡され、出勤する日を伝えられます。意外とすぐ出勤!ということがあるので、スニーカーやジャージ、印鑑などは準備しておいたほうがいいです。


免許を取ったらすぐ登録!

 上記の図でもお分かりのように、臨時採用教員として働くには、自分が希望する各都道府県に登録をしなければなれません。

すなわち、免許を取っただけでは、採用されません。採用試験に残念ながら落ちてしまった人や
臨時採用教員として一度働いてみたい人は、すぐに登録をしましょう。

★登録の仕方★

1.採用試験を受けた方は不合格通知とともに臨時採用登録用紙が送られてきます。(県によってない場合もあります。)その申請書に従って記入し投函すれば、OKです。


2.自分が臨時採用教員として働いてみたい都道府県の教育委員会のホームぺージに、電子申請で登録ができるようになっています。電子申請でも写真が必要ですので、予め証明写真を用意しておいたほうがいいです。

※自治体によっては、教員採用試験の出願書類に、臨時採用教員登録可否の記入欄があることがあります。ここで登録可としておけば、合格できなかった場合、自動的に臨時採用教員の登録がされています。

★登録の注意点★

都道府県の教育委員会に登録をする際、

小学校・中学校は市町村に申し込みます。

※県によっては、市町村ではなく教育事務所という場所に申し込むところもあります。

高等学校・特別支援学校は都道府県に申し込みます。

ということで、小学校や中学校を希望する人と、高等学校・特別支援学校を希望する人は登録の場所が違います。

また小学校・中学校・高等学校・特別支援学校すべてに申し込みたいときは、2カ所に登録をする必要があります。

いずれも一度都道府県のホームぺージを開き、申請方法や申請場所を確認することを忘れないようにしましょう。

臨時採用教員の登録は、昨今の教員不足で、だいたいの都道府県が常に行っています。なので、自分がしたいときに登録することができます。ただ、1回手続きをしたからといって安心してはいけません。臨時採用教員の登録は、年度が替わるとまた新たに登録しなおさなければならないので、気を付けましょう。


登録してから採用までの日数

登録して即採用…ということはまずありません。というのも、臨時採用教員は、正規採用教員の代わりだからです。正規採用教員の出産、育児、病気などの休みに対応したり、急な児童生徒の増加で学級数が増えたりする場合に臨時で雇われます。なので、いつ連絡がくるか分かりません。正直これが一番しんどい時期です。

就職するか、連絡を待つか。

どうしても教員をやってみたい、経済的に余裕があるという人は、アルバイトやパートなどをしながら連絡を待っているようです。

正規教員の異動や退職が内々で決まるのが、12月。そこから正規採用(新卒)が決まり、最後に臨時採用教員が決まるのです。なので年度内の連絡は、正規採用教員の出産・育児・病気休暇などの代替の採用がほとんどです。4月・5月になると、児童生徒の人数で欠員補充という形で採用されるケースがあります。

指さす男性

採用されるかされないか、いつ採用されるかは運まかせのところがありますが、やる気がある方はぜひ登録を。

どうしても仕事をしたい人は、直接教育事務所に電話を入れたり、出向いてお願いに上がったりして、自分をアピールする人もいます。



おもいきって先生をしてみよう!

中学校や高等学校の免許状があれば、臨時免許状が発行され、小学校の教員として働くことも可能なのです!たとえ免許状が中学校・高等学校の二種免許状でも、小学校の教員として臨時免許状が発行されます。(臨時免許状がどういうときに発行されるかは「⑤教員免許を増やしたい…働きながら新たな免許をとるには? 」で詳しく説明しています)

 正し、小学校の免許で中学校や高等学校の教員になることはできないようです。なぜなら、中学や高等学校は専門の教科(現代国語・数学・英語といったように)で免許状が交付されているからです。

臨時採用教員として働く最大のメリットは…臨時で働いてみて、正規職員と同じ仕事を経験をしてから自分が教員に向いているか向いていないかを判断することができるのです。


「臨時採用教員として働くには、必ず都道府県での登録を忘れずに!」

指さす女性






(教員への道 第三段階クリア)



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